誰もが安心して働ける職場を!!

 小畑裕久さんは、日産火災で27年、損保ジャパンで11年、38年間、自動車損調・火新損調の最前線の現場で一生懸命働いてきました。

 60歳の定年をひかえての再雇用の希望を拒否され、「異議申し立て」をして会社と交渉してきましたが、解決に至らず退職となりました。
 小畑さんは再雇用を求めて、みなさんの力もお借りしながら、引き続き異議申し立ての運動を続けていきます。

 私たちも同じ損保業界に働く者として「小畑さんの職場(損保ジャパン)復帰を実現する会」に集い、小畑さんのたたかいを支援していくことを確認しました。損保産業は自由化以降、メガ損保の寡占化により、今まで以上に合理化がすすめられようとしています。各社とも店舗を大幅に削減し、賃金の切り下げをはじめとする人事制度の改悪や、処遇はそのままで、総合職の仕事を一般職に求めるなどの労働強化が行われています。NKSJホールディングスの4800人の人員削減に代表される人員削減競争が全社で展開されようとしています。

 小畑さんのこのたたかいは、小畑さん一個人の問題ではありません。一人一人の従業員を大切にし、安心して働ける職場を実現するとともに、誇りを持って働ける損保産業にしていく取り組みと考えています。

       ≪小畑さんの職場(損保ジャパン)復帰を実現する会≫