ニュースNo.４６. ２００３.９．１５
再び品川正治さんを迎えるにあたって
損保産業の社会的『特質と責任」
三浦博代表世話人に聞く
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十月十五日に開催する｢結成五周年第六回総会｣に、第二回総会の一周年記念講演をしていただいた経済同友会終身幹事・日本興亜損保相談役の品川正治さんを再びお迎えすることになりました。
｢財界の論客｣として知られる品川さんから、今、この時期に講演いただく意味、期待などを、大阪損保革新懇代表世話人の三浦博さんに聞きました。
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四年前損保産業の再編前夜の頃、第二回総会で講演いただいた時に品川さんは、当時の損保産業に求められる三つの対応として、
①料率破壊競争に歯止めを
②リストラは損保の社会的役割の発揮と矛盾する
③代理店制度を守り抜く
ことを提唱されました。
その直後に当時の三井海上・日本火災・興亜火災三社の合併が発表され、今につながる損保産業の再編が本格化したのです。
そして、産業の変質が進められ、リストラ。人減らし。賃金／労働条件の切り下げ、管理強化で損保で働く人々はこれまでにない苦しみと将来不安の中にいます。ＢＩＤの横行は逆に、工場物件の純率引上げという事態を生んでいます。
同時に、ブッシュ＝ネオコンのアメリカのいうままに、平和憲法がないがしろにされる状況も進みました。
四年前、品川さんは私たちに「平和憲法の下での経済・損保産業のあり方」を柱に、変革の原動力となるようアドバイスをいただきました。
品川さんは今も現役の経済人であり経営者です。今回も、この国のあり方・損保産業のあり方など、今とこれからについてお話いただけるものと思っています。
ぜひ、多くの方に、周りの方お誘いあわせの上、十月十五日（水）夕方六時半に、本町の大阪府商工会館七階大講堂に集まっていただきたいと思っています。
これだけ集まったら元気になりまっせ！
＝＝損保ジャパン革新懇より＝＝
七月、半年振りに損保ジャパン職場革新懇を『アイクル』の部屋で開きました。
六時半の開会を待たずにＯＢをはじめとして続々とつめかけ、椅子を用意するのに追われるありさまでした。三十二名の参加となりました。
お寿司とソーメン、冷シャブ、枝豆･･･などのメニューを事務局と女性二人で用意、呑み放題で千五百円という会費と併せ、好評でした。
一時間ほど、呑みながら～食べながら～の後、最長老ＯＢ（？）の乾杯で正式な（？）開会。
参加者の発言が続きます。
ＯＢの方々からは会社を辞めた後の就職活動など近況報告や現役への激励メッセージが･･･。
現役や組合の役員からは、「果てしない成果主義」の中で非人間的な職場状況が益々進んでいる実態報告がありました。
「『ホタル族』といわれる損保ジャパンの大阪の実態が七月二〇日付赤旗新聞・日曜版に載りました。これで全国的にも有名になるでしょうが、これは『今のひどい実態を何とかしてほしい』という訴えでもあり、私たちもぜひがんばっていきたい」
「朝日火災の川島さんは、朝日のたたかいの中で和歌山に不当配転され、二十年以上も片道二時間近くかけて通わされて身体を壊した。医師は近くの勤務が望ましいと言っているのに、朝日火災はその望みをかなえようとしない。人間性を守るこのたたかいをぜひ廻りの人に知らせ、皆で支援しよう！」
「これだけ集まったら元気になりまっせ･･･」
とのＫさんの言葉が印象的でした。
次回はもっと多くの人に知らせ、
「この『会』に来たらみんな元気になって職場でがんばれる･･･、そんな集いに！」
と思うひとときでした
大阪損保革新懇掲示板
森岡先生の講演と職場の報告を読み、現場の様子を知ることができました。「日本経済再生の展望」は時間不足で残念ながらもう少し詳しく話してもらえたらと思いました。ますます悪化する情勢の中でわれわれＯＢも主張を強める時でしょう。反戦・民主主義・社会保障について私も微力を尽くすつもりです。
Ｒ・Ｍ 東京居住
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講演録八(森岡講演)を読みました。大阪損保革新懇の活動の発展は素晴らしいと思います。
七月二〇日付の「ホタル族」の記事も読みましたが、革新懇の活動は損保労働者の期待に応えるものであるとともに同じ状況にある全産業的な労働者にとっても指針となる活動だと思います。
Ｋ・Ｔ (東京)
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大阪損保革新懇ＨＰ委員会
