No.32 2002.5.21

5・18損保フェスティバル

元気・勇気・笑顔・誇り・働きがい・生きがい

220名の仲間が集う!

元気!勇気!笑顔!誇り!生きがい!働きがい!5・18損保フェスティバルは、220名の仲間の参加で、勇気、元気溢れる集いとなりました。

 損保産業の大型合併や統合がすすめられるなかで、大阪損保革新懇はこの三年間「二一世紀の損保産業のあり様について、様々な勉強会や問題提起をおこなってきました。
今回の集いは各職場の革新懇が中心となって企画、取り組まれたものです。
それだけに個性豊かな各職場革新懇のアピールが力強くおこなわれ、とりわけ構成劇「ネバー・ネバー・サレンダー」は、感動を呼びました。


 オープニングは、ダンスチーム「今村組」の青年25名が出演。
 続いて、桂福車師匠の落語「子の心、親知らず」を聞きました。
 二部は、各職場の仲間が登場。
 日本舞踊・大喜利・アピールなど、多彩なプログラムが登場しました。
 ふれあい&くつろぎタイムでは、野点・バザー・模擬店で賑わい、
 フィナーレは餅まき、替歌「明日があるさ」を臥床し、お開きとなりました。
 集いは、別掲の「元気・勇気出そう宣言」を参加者全員で確認、採択しました。


構成劇:ネバー・ネバー・サレンダー(けっしてあきらめない)

 メインイベントとして損保の職場の仲間による演出、脚本、出演と全員手作りによる構成劇「ネバー・ネバー・サレンダー」(決して諦めないぞ)を上演しました。

 劇の構成は、激動する最近の損保産業の再編情勢によってもたらされている職場の実情を体験にもとずき、損保労働者をリアルに演出し、「合併前夜」「合併時」「合併後」の3部作で、15名のキャストが見事に熱演。

 主人公は帝国海上と昭和火災が合併によって新会社「グローバル損保」となり、機械システムの変更によるサービス残業・ノルマ営業・見積書の提出・多くの報告事項など、どのような事態になろうとも「クソーッ!負けへんで!」と頑張る若手社員です。

 合併によってもたらされた超多忙な職場の労働者の心の葛藤を演じました。

最後は臨時ニュースでアメリカに本社を置く世界一の『UFO損保会社』と再合併する発表で幕を閉じるというドンデン返しで幕です。そして出演者全員による「あしたがあるさ」を合唱しました。

 出演者は仕事が終わってから集まり、短期間で数回の練習にもかかわらず台詞を必死に覚え、プロ顔負けの演技、現実の職場とダブっただけに参加者の感動をよび盛大な拍手で幕となりました。



    元気・勇気出そう宣言

「みんなで明るく働ける職場にしたい」

「誇りをもっていい仕事がしたい」

「家族とともに生きがいのある人生を送りたい」

「人間が大切にされる社会にしたい…」

 そんな願いを胸に、本日私たちはここに集いました。

今の社会、そして損保産業は、収益や効率を最優先

にして、国民や働くものに目を向けようとしていま

せん。

 人間を大切にすることを忘れた国や産業、会社に本当に未来はあるのでしょうか。

 私たち大阪損保革新懇は、「働いて良かった」と

言える産業・会社、「生きていて良かった」と言える

社会・人生を築いていくためにこれからも奮闘していきます。

 みなさん、元気になりましょう!

        勇気を出しましょう!

          誇りを持ちましょう!

元気!勇気!誇り!生きがい!働きがい!

 ともに手を取り合い、力を合わせて、展望のある

未来を作っていくことをここに宣言します。


 2002年5月18日

   5・18損保フェスティバル実行委員会

             大阪損保革新懇


革新懇の仲間が登場

 有事法制反対の請願署名120筆集まる!5.24上京団に託す

 オープニングは、ダンスチーム「今村組」の青年25名が出演、続いて桂福車師匠の落語「子の心、親知らず」を聞いた。

 二部は、各職場の仲間が登場、日本舞踊・大喜利・アピール・構成劇など、多彩なプログラムが登場しました。

 ふれあい&くつろぎタイムでは、野点・バザー・モギ店で振るわい、フィナーレは餅まき、替え歌「明日があるさ」を合唱しお開きとしました。

業界四紙、ホームページを紹介

日本保険新聞 4月26日

保険毎日 5月8日

インシュアランス 5月9日

保険銀行日報 5月7日 プロムナード・コーナーで紹介

 日本興亜損保の前身、日本火災の広報部長を務めたこともある野村英隆氏。日本火災を退職後も損保と縁が切れないようで、現在、出身地の大阪で「大阪損保革新懇」の代表世話人として活躍している。

 その大阪損保革新懇はこのほど、結成以降のほぼすべての活動内容を盛り込んだホームページを開設し、感想や意見を求めている。(略)なお、野村さんはホームレスの人たちなどを対象にボランティアとして週3回、炊き出しに当たるなど、現役時代と変わらぬ元気さ。