No 1. 1998.6.12.

この秋 結成総会を!

 「大阪損保革新懇」発足世話人会は、この秋にも「21世紀の平和・民主主義・革新と損保の民主化をめざす大阪損保革新懇話会」(略称「大阪損保革新懇」)の結成総会を開き、多くの仲間の賛同と参加で「大阪損保革新懇」を発足させようと準備を進めています。

 対象とする仲間は、主として、大阪に勤務もしくは居住する損害保険産業に従事しているか、過去に従事していた人々と考えています。

自民党政治はもうごめん

 21世紀を目前にして、戦後50年以上続いた自民党政治はあらゆる面で行きづまり今、多くの国民が、「日本の政治・経済をなんとかしなければ」の思いをつのらせています。

 国民に9兆円もの負担増をおしつけ、さらに医療・社会保険の連続改悪を進めようとしている自民党政府の下で景気はますます悪化しています。

 銀行には30兆円もの大盤振る舞いをおこない、引き続きゼネコン・大企業中心の公共事業を推し進めようとする「逆立ち政治」は改めさせなければなりません。

 また、日本の国土と国民をアメリカのいいなりに戦争に動員する体制をつくろうという日米「新ガイドライン」を許すわけにはいきません。


ビッグバンを許さない

 「金融ビッグバン」がスタートしました。この7月からはいわゆる「料率の自由化がはじまります。

 損保経営者は、「自由化に備える」を理由に賃金・臨給・人事制度・労働時間などあらゆる面での「効率化」「合理化」を損保労働者に押しつけようとしています。

 このもとで相変わらずの過当競争と長時間労働が損保労働者を襲っています。

損害保険産業は真に国民の生活と安全と安心に役立たなければその存在の意義がありません。損害保険労働者はみな、万が一の災害や事故のために補償機能の担い手としての誇りをもって仕事をしたいと願っています。

世代や職場をこえて誰もが参加を

今多くの仲間が、今日の日本と損害保険産業をとりまく現状をなんとかしたいという問題意識を持っています。

全国革新懇の提唱する「革新三目標」に賛同し、さらに損害保険産業が国民の暮らしの安全と安心のためにもっと役立つことを願う人たちが結集して、21世紀の平和・民主主義・革新と損保の民主化をめざした活動を進めていくために、思想・信条・所属組合・男女・年齢の違いを越えて、誰もが自由に参加できる組織が「革新懇」です。

 今、発足世話人会は、損害保険にたずさわるすべての層の人々、アジャスターの仲間や代理店のみなさんにも幅広く呼びかけ、多くの仲間の参加で結成総会をと準備活動に取り組んでいます。