第9回裁判・報告集会 2015年3月23日
 第7回裁判の会社側からの準備書面で、会社は「保険事故事案については同じ1件で も負担が重いものと軽いものがある」「サービスセンターにおいては、特定の職員に負 担が集中しないように負担が重い案件を取り扱っている職員については担当件数を減ら し、負担が軽い案件を取り扱っている職員については担当件数を増やしている」「担当 件数が多いから負担が重いとの原告の主張はそもそも誤っている」と主張しています。

 それが事実であるならば、会社は全職員について「受付件数」「完了件数」のみなら ず、「負担が重い案件」「負担が軽い案件」の比較をなしうる基礎資料を有していることになります。今回の裁判で、小畑さんはそれらの資料を提出すべきだと再度主張しまた。

 第8回裁判で、裁判長からも「裁判所の理解に役立つ資料が作れないか」と検討を促す発言がありました。

 しかしながら、今回の裁判でも会社は裁判長からの要請に応える資料をなんら用意せずに終始しています。

 裁判終了後北浜ビジネス会館に場所を移して報告集会を行いました。報告集会の中では3名の弁護士の方から報告・解説をもらい、張間会長よりこのたたかいの意義などを訴えました。
 そのあと損保各職場の報告があり、職場の改善のためにも損保産業を守るためにも、このたたかいを大きく広げていくことが必要だとの発言がありました。

 最後に小畑さん本人から決意表明を行い、報告集会を終了しました