第8回裁判 2015年1月30日
 小畑さんの第8回裁判は1月30日午後1時20分から、大阪地裁610号法廷で開かれました。OBも含め小畑さんのたたかいを支援する人たち 63名が傍聴につめかけました。

 裁判では小畑さんに対する「人物評価」が適正・合理的なものであるかが争われています。

 第7回裁判では会社側から準備書面が提出されましたが、その中で会社は「保険事故事案については同じ1件でも負担が重いものと軽いものがあるところ、サービスセンターにおいては、特定の職員に負担が集中しないように負担が重い案件を取り扱っている職員については担当件数を減らし、負担が軽い案件を取り扱っている職員については担当件数を増やしているのであって、担当件数が多いから負担が重いとの原告の主張はそもそも誤ってる。」と主張しています。それが事実であるならば、会社は全職員について「受付件数」「完了件数」のみならず、「負担が重い案件」「負担が軽い案件」の比較をなしうる基礎資料を有していることになります。

 今回の裁判で小畑さんはそれらの資料を提出すべきだと再度主張しましたところ、裁判長からも「裁判所の理解に役立つ資料が作れないか」検討を依頼されました。コンプライアンスを標榜する会社であるならば、積極的に資料を開示すべきものと考えます。

Home
Back
第8回裁判報告集会